防虫剤使用にあたっての4つのポイント

@  必ず適正量を使いましょう
    量が少ないと効果が発揮できませんし、多すぎると再結晶が起きることがあります。
A  換気はできてますか?
    衣類の入れ替えをする場合は、できるだけ部屋の換気を行うようにしましょう。
B  気密性を高める
    衣類を詰め込みすぎず、密閉したほうが防虫剤の効き目が大きくなります。
C  子供の手の届かないところへ
    防虫剤は食べられませんので、気をつけましょう。
    もし、食べてしまったら →ココ  



薬品名 特徴 避けたほうが良いもの
エムペトリン
(ピレスロイド系)
効き目は約6〜12ヶ月
無臭性なので、ニオイが
衣類につかない
胴を含む金属製品
パラジクロル
     ベンゼン
効き目は約3〜6ヶ月
揮発が早い
ポリエチレン、ポリプロピレン以外のプラスティック
フィルムを使った金糸、銀糸やラメ製品、スチロ−
ル製品、ひな人形、合成皮革
注意!!!
ナフタリン、しょうのう とは併用できません
また、50℃以上になると溶けてシミになる恐れがあ
ります
ナフタリン 効き目は約5〜12ヶ月
効き目はゆっくりと持続
塩化ビニ−ル製品
注意!!!
パラジクロル・ベンゼン、しょうのう とは併用
できません
樟脳
(しょうのう)
効き目は約5〜6ヶ月
ウ−ルや絹に有効
金糸・銀糸・金箔には直接触れないように。
注意!!!
パラジクロル・ベンゼン、しょうのう とは併用
できません


再結晶とは?
防虫剤(ピレスロイド系を除く)を入れておくと、衣類に白い粉状のものが付着する事が
あります。
これは、揮発した防虫剤のガスが元の固体に戻る現象で、防虫剤の入れすぎや温度差
などで引き起こされます。
再結晶が起きた時は、もんだり擦ったりせず、風通しの良いところで陰干しすると自然に
なくなります。
(擦ったりすると、かえって生地を傷めます)


衣類の防虫剤を食べてしまったら・・・

薬品名 毒性 症状 処置
パラジクロル
  ベンゼン
小さなカケラなら、あまり
問題ない
1〜2時間後に吐き気、
嘔吐、腹痛、下痢。
大量の場合は、肝臓に
障害がでる場合も。
小児では、碁石型の商品
の4分の1程度までなら、
水を飲ませ様子を見る。
大量の場合は、スグに受
診させる。
絶対に牛乳を飲ませない!
ナフタリン 毒性が高く、カケラ程度
でも危険
吐き気、嘔吐、腹痛、下痢
発熱、発汗、顔面の紅潮。
症状は、1〜2日遅れて出る
場合がある。
なめただけなら、水を飲ませ
て様子を見る。
かけら程度でも食べている時
はスグに受診させる。
絶対に牛乳を飲ませない!
しょうのう 最も毒性が高く、危険 5〜90分後に吐き気、嘔吐、
興奮状態やめまい。
大量の場合は、突然のけ
いれんや、腎臓・肝臓への
障害がでる。
なめただけなら、水を飲ませ
て様子を見る。
かけら程度でも食べている時
はスグに受診させる。
けいれんを誘発するので、
吐かせてはならない。
絶対に牛乳を飲ませない!

牛乳は、毒物の吸収量を増やすので、絶対に与えてはダメです。