☆ ダウンについて
防寒着といえばダウンといわれるほど、ダウンはメジャ−な存在。
しかし、クリ−ニング屋にとっては少々厄介な素材。
第一に乾きにくい事。
通常、乾燥機で30分あればかわくところを、その倍は最低かかる。
おまけに、アクセサリ−やデザインの凝ったファスナ−なんかがあると
自然乾燥しなくてはいけないので、さらに時間がかかる。
第二に、素材の特性。
ダウンとはつまり羽毛(水鳥の羽)。
もともと羽毛には油分があり、その油分のおかげで水鳥は少々の雨
でも羽が濡れずに済むし、水の上にも浮き易いのだ。
また、その油分が保温効果にも一役かっているらしい。
だから、出来ることならドライクリ−ニングは避けたいところ。
油分が、少しづつ取れていくからネ。
しかしながら、水洗いにしてもリスクはある。
ドライするより、またさらに乾きにくいし、物によってはキルティングの
中でコロコロに固まって(羽毛が)、乾きにくいのなんのって・・・。
あと、表面の生地。
最近ダウンプル−フ加工とかいって、中の羽毛が出にくい生地なんかが
主流になってるみたいやけど、そうでない物もたくさんある。
クリ−ニング中に、中の羽毛がどんどん出てきよる。
中には、羽毛のスト−ク(羽の芯にあたる部分で、黒っぽい色のが多い)が
表面から見えるくらい薄い生地の物があって、これには往生しまっせぇ〜。
薄い=デリケ−トなので、シミ抜きもしにくいし、なんといっても中から羽毛
が出て来る際に穴になって残ってしまう。
仕上げの段階で「ちょっと羽毛が顔だしてるから、ブサイクやし取り除いてし
まおう」としたらもうダメ!
顔を出してるのは、ほとんどがスト−クで、それを引っ張ると羽の部分がつい
てきてどんどん穴がひろがりよる。
おまけにスト−クから生えてる毛の部分は矢印状になっていて、ちょうど釣り
の針の先みたいな感じで逆には進まない形状なので、押し込んでしまうのは
無理。
どないせぇっちゅ-ねん!(O-O#)
もうちょっと厚めの生地にするとか、全品ダウンプル−フ加工にするとか、なん
とかなりませんかねぇ>アパレルさん
まぁ、洋服っていうのはファッションっていうか見た目勝負みたいなとこもあるの
で、一がいにイイ生地ならOKとは単純にいえないのもわかるけど・・・・・。
といいつつ外を見ると、雪がちらほら・・・・。
寒そうやし、外出する時はダウンで決まりやな!!(^^)
>お客様へ・・・。
上記の理由により、ダウンは少々割高となっております。
今後は、普通のジャンバ−と同じ料金で洗えるよう努力しますので、今しばらく
お待ちください。